心房細動は脳梗塞のリスク 脳卒中の約6割が脳梗塞(血管が詰まるタイプ)で、心臓にできた血の塊(血栓)が脳や頸の動脈につまることによっておこる脳梗塞(心原性脳塞栓症)は、脳梗塞の2-3割を占めます。その梗塞のサイズが大きいために死亡率が高く(2割)、歩行に介助を要したり、寝たきりなどの重い後遺症が残る場合が多いのです(4割)。心原性脳塞栓症の原因の3/4は心房細動で、心房細動からの心原性脳塞栓症の発症予防は極めて重要です。